西中日記

3.15月 第77回卒業証書授与式                         西中学校125名の子ら たった一つの道を目指し 今旅立つ

 

3月15日(月)に、第77回卒業証書授与式が挙行されました。今年度の卒業式は、コロナ禍の三年間をはさみ4年ぶりに、卒業生に加え、在校生全員が参加しての本来の形での実施となりました。

まずはじめに、卒業生一人一人に校長より卒業証書を渡しました。その態度は実に立派であり、「誇れる西中」の「誇れる最上級生」にふさわしいものでした。

式の中では、市を代表して昨年度まで本校の校長を務めていた松田昌樹教育長様から励ましの言葉を、保護者を代表して齊藤徳仁PTA会長様からお祝いの言葉をいただきました。

卒業生からは、代表3名の旅立ちの言葉とともに3学年学年合唱が発表されました。全てのメッセージと合唱に3年生の熱い思いがこもっており、見る者、聞く者の心を大きく揺さぶる圧巻の姿でした。

2時間あまりに及ぶ式となりましたが、在校生も真剣に式に臨んでおり、その態度からは、お世話になった卒業生の旅立ちを祝福しようとする気持ちが伝わってきました。

卒業生、在校生が一堂に会して行えたことで、西中の良き伝統が引き継がれたと思いますし、在校生は、それぞれ1年後、2年後の自分たちの姿をイメージするきっかけになったと思います。

校長の私からは、卒業生に向けて、19世紀の哲学者ニーチェの以下の言葉を贈らせてもらいました。

「君たちが高く上ろうとするならば自分の足を使うことだ。運び上げてもらうな。人の頭や背中に乗るな」「この世界には、君にしか歩めないたった一つの道がある。この道はどこへ行くのか。問うな。ただひたすら進め」

125名の卒業生の皆さん。ご卒業、本当におめでとうございます。皆さんのひたむきで懸命な姿こそが、私たち西中職員の誇りです。